キューバン・サルサの「ダメ」とは?

ダメ(dame)は、輪になって踊る「ルエダ・デ・カシーノ」でキューバン・サルサを踊るときに、「マドレ」(多くはダンススクールのサルサのレッスンでの講師)がコールする動きのひとつです。フィガーの名前、パートナーチェンジ、スタイリングと同じようにコールされます。

ルエダでパートナーを替える方法はいくつもありますが、コールでよく耳にする名前があります。それが有名な「ダメ」です。

ダメとはどういう意味でしょうか? この動きにはどんな種類があるのでしょうか?

サルサの「ダメ」の意味

「dame」はスペイン語で文字どおり「ちょうだい」、つまり「次の女性(フォロワー)をちょうだい」という意味です。ルエダでマドレが「ダメ」とコールしたらパートナーチェンジです。男性は次のパートナーを迎えに行き、女性は次の男性に迎えられます。

ダメはフィガーのあとにコールされることもあります。たとえば「エンチュフラ・イ・ダメ」は、エンチュフラのあとにパートナーチェンジをするという意味です。ふだんエンチュフラのあとはクローズドポジションに入りますが、それをせずにパートナーを替えます。

つまり次のパートナーへの交代を表します。この記事の後半で見るように、ダメで替わる相手は次のパートナーだけとは限りません。

サルサの音楽の、とてもいいプレイリストで練習しましょう。

キューバン・サルサのいろいろなダメ

キューバン・サルサ(キューバのカシーノ)のルエダでは、このパートナーチェンジにいくつかのコールがあります。

先ほど見たように、エンチュフラ・イ・ダメのように、フィガーのコールのあとに続くこともあります。

シンプルなダメでは次のパートナーを迎えに行きますが、その次のパートナー、さらに先のパートナーとダメをすることもできます。

たとえば「ダメ・ドス」(2人目をちょうだい)とコールされたら、男性(リーダー)はすぐ次のパートナーではなく、その次の人を迎えに行きます。次の人を飛ばして2人目を迎えるのです。ちなみに「ダメ・ドス」は「ビキニ」とも呼ばれます。

同じ考え方で、ルエダの遊びを盛り上げるために、次のようなコールができます。

  • Dame dos(ダメ・ドス)
  • Dame tres(男性は3人目の女性を迎えに行く)
  • Dame cuatro
  • Dame la que viene(来た人をちょうだい。特別なルエダの遊び)
  • など

「ダメ・ドス・コン・ドス」では、男性はダメ・ドスで2人目の女性を迎えに行き、さらに手拍子を2回入れます(コン・ドス)。

いろいろなパートナーチェンジが見られるこの動画のように(21秒から)、ダメを使った楽しい遊びもあります。

きれいなダメを踊るには?

ラテンダンススクールでは、ダメはたいていあまりスタイリッシュには教えられていません。「エンチュフラ・イ・ダメ」で、男性は腕をだらりと下げたままパートナーを替えることがよくあります。

ちょっとしたスタイリングのコツ:エンチュフラ(またはエンチュフラ・ドブレ)を踊るとき、男性は右腕をしっかり上げてパートナーを通してから、パートナーを替えましょう。

全員が同じように腕を上げると、一人ひとりにとっても、グループ全体にとっても見た目がずっときれいになります。

足については、時間をロスする「後ろへのキューバンステップ」や後ろへのステップは忘れましょう。(男性は)ステップの交互を保ったまま、5拍目で右足を後ろではなく前へ出します。時間を稼げて、歩き続けられ(キューバン・サルサは歩くダンスです)、無理なく目的の場所に着けます。

「ダメ・ドス」「ダメ・トレス」などでは移動距離がさらに長くなるので、なおさらです。5拍目(右足)で前へ出ましょう。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です